【意外とあたる!】株式投資のアノマリーって何?

早期リタイア
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アノマリー(anomaly)とは、法則や理論から合理的な説明ができない現象のこと。

特に、株式市場においては至る所でアノマリーが生じていて、そのアノマリーを参考して投資することでうまく実績を上げることが出来ると言われています。

現在では株式投資の常識的な手法や法則として知られるアノマリーも少なくありません。(優れた投資家もなんらかのアノマリーを利用していることが多いです。)

無論アノマリーは単なる経験則や偶然が重なっただけのことなので非科学的。でも株式市場そのものも非効率的であることから既成の理論も全て非科学的です。

以下、代表的な投資のアノマリー、覚えておいて損はない株式投資のアノマリーを記しておきます。

有名な投資のアノマリー事例

月替わり効果

月末の前後(月の変わり目)で、株価が上がりやすい。

週末効果

週の後半に向けて株価が上がりやすい。

月曜効果

月曜日はリターンが低くなりやすい。

夜間リターン効果

日中よりも夜間の方がリターンが高くなりやすい。

月齢効果

満月付近だと株価が下がりやすく、新月付近だと株価が上昇しやすい。

1月効果

1月には小型株のリターンも高くなりやすい。

※個人投資家が12月に節税目的で株を売り、1月に買い戻すことから、個人投資家の投資対象になりやすい小型株のリターンが高くなっている。

また、直近のパフォーマンスの悪かった銘柄が上昇しやすく、直近のパフォーマンスが良い銘柄は下落しやすい。

ハロウィン効果

株式市場のアノマリーで11月~4月までの間のリターンが高くなりやすく、逆に、5月~10月の間はリターンが低くなりやすい。

※「sell in may」株は5月に売れ!
※10月終値で買い⇒ 4月終値で売る場合の日経平均の資産率=402% 
※4月終値で買い ⇒10月終値で売る場合の日経平均の資産率= 43% 

12月効果

直近のパフォーマンスの高い銘柄が続伸しやすく、直近のパフォーマンスの悪い銘柄は続落しやすい。

モメンタム効果(モメンタムファクター)

株価が上昇している銘柄は続伸し下落している銘柄は続落するというトレンドが持続する。

※特に米国株の中期(半年~1年)で有効。

リバーサル効果

パフォーマンスが低い銘柄ほど上昇しやすく、パフォーマンスが高い銘柄ほど下落しやすい。

直近の1か月などの短期や3年~5年の長期でパフォーマンスが低い(高い)銘柄は上昇(下落)しやすい傾向がある。

※特に日本株で有効。

小型株効果(サイズファクター)

時価総額の小さい企業ほどリターンが高く、時価総額の大きい企業ほどリターンが低くなりやすい。

割安株効果(バリューファクター)

割安な企業ほどリターンが高く、割高な企業ほどリターンが低くなりやすい。

※アノマリーの中でもリターンが高い傾向がある。
※特に日本株での有効性が高い。

※割安性を測る指標…PBR

収益性アノマリー(収益性ファクター)

収益性の高い企業ほどリターンが高く、収益性の低い企業ほどリターンが低くなりやすい。

※収益性を測る指標…売上総利益率(粗利)

資産成長アノマリー(投資ファクター)

総資産の成長率が高い企業のリターンが低くなりやすく、総資産の成長率の低い企業のリターンが高くなりやすい。

※総資産成長率=今年の総資産/昨年の総資産

アクルーアルズアノマリー

アクルーアルの大きい企業ほどリターンが低くなりやすく、アクルーアルの小さい企業ほどリターンが高くなりやすい。

※アクルーアル=税引後利益ー営業キャッシュフロー

※目安としてアクルーアルがマイナスになれば現金を伴った質の高い利益を上げてると判断することができる。

決算発表後ドリフト効果(PEAD)

アナリストの予想を超えるなどのポジティブサプライズがあった場合、その後リターンが高くなりやすい現象。逆に、ネガティブな発表だと、その後のリターンが低くなりやすい。

※近年は有効性が薄れている。サプライズがあったいう理由だけでは通用しない。

自社株買い効果

自社株買いを発表した企業は、その後のリターンが高くなりやすい。

※特に好業績の予測変数となっている。(決算前に自社株買いを発表した企業は、決算も良い可能性がある)

※逆に、株式を発行した企業はその後のリターンが低くなる傾向もある。

IPO効果

IPO銘柄は取引の初日にパフォーマンスが高く、その後は長期的にパフォーマンスが低くなりやすい。

※過大評価されれやすい状態で買い付けられることが多い。

※IPO銘柄を上場当日焦って買うのはNG。

優待アノマリー

優待の権利確定日に向けて、リターンが高くなりやすい。

※権利落ち日には優待利回り以上の下落がある傾向も。

FOMCドリフト効果

FOMCアナウンスの前日から会議当日までに株価が上がりやすい。

※市場の安定性をはかるための政策・発表が多いため。

※米国株で有効。但し、近年アノマリーを利用する投資家が増えたため有効性が落ちてきている。

FOMCサイクル

6週間ごとに開催されるFOMCを基準に、隔週でリターンが高くなりやすい。

※FOMCが開催される1日前を0週目として、0週目、2週目、4週目、6週目でリターンが高い傾向にある。

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