はじめての古民家リノベーション①心得編

家(物件)

地方の田舎に移住することを決断して、家(物件)を決めるまでに相当のパワーを費やしてきたかと思いますが、本番はこれからです。これからがまた大変だけど古民家をリノベーションするのは家を新築するよりも面白いです。学ぶべきことも沢山あり、それは今後の暮らしにとても役立つことになります。

ちなみに、基本的に原状に基づいて修繕・修復することをリペア、部分的に新しくしたい模様替えすることをリフォーム、間取りや床壁など大規模な改装、または、古民家レストランやカフェなど営業仕様にすることをリノベーションと言います。

【リノベーションとリフォームの違い】
リノベーションとリフォームは混同されやすい言葉である。
どちらも住宅に手を加える点では同じだが、厳密にはその目的の部分で次のような違いがある。
リフォームは「老朽化した建物を建築当初の性能に戻すこと」を指し、元に戻すための修復の意味合いが強い。
古くなったキッチンを新しいものに変えることや、汚れた壁紙を張り替えるなどの小規模な工事は「リフォーム」に分類される。
一方リノベーションは、修復だけでなく「用途や機能を変更して性能を向上させたり価値を高めたりする」行為も含むため、より良く作り替えるという目的が含まれている。
工事の規模も、間取りの変更を伴うような大規模なものを指すことが多い。
英語ではどちらも「renovation」であり、reformは住宅の改修という意味では使われない。

Wikipedia
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古民家リノベーションの基礎知識

古民家リノベーションの基本

古民家をどうリノベーションするか、先ずはプランニングです。プランニングが古民家リノベーションで最も大事なフェーズであることは言うまでもありません。

古い柱はそのままに、無垢材の床珪藻土の壁など、自然素材を生かした空間にしたり、既製品ではなくオリジナルキッチンや洗面カウンター、ヒノキのお風呂などを造作することも可能です。

また、都会暮らしではできなかった、ウッドデッキ、庭にピザ窯BBQコンロを作ったり、自然菜園ビオトープを作ったりと、古民家リノベーションの可能性は無限大、夢が広がります。

しかし、いくら古民家物件を格安で手に入れたとしても、リノベーションにかかる費用は都会の戸建てやマンションをリノベーションするのと同じ、もしくはそれ以上かかります。

古民家は立地条件(アクセスや地盤等)が悪いので、費用にはその分の交通費が加算されます。

性能的に不安がある場合、例えば耐震性に問題があったり、構造部が腐食して耐久性に問題があるケースも少なく有りません。

また、古民家の断熱性は全く期待できないので断熱工事はマストです。

参考記事

故に、古民家リノベーションにかかる費用は事前には判りにくいこともあり、しっかりプランを固めて見積もりをとり、それが予算内に収まっていたとしても、後から変更や追加工事が必要となり予算をオーバーしてしまうことがあります。

それらのことも頭に入れて早い段階から専門家と相談しながらプランすることが賢明です。

物件の状態によって異なりますが、古民家リノベーションプランを相談する際のポイントを記します。

  • 間取りをどうするか?
  • 床、壁をどうするか?
  • 窓をどうするか?
  • 水回りの位置をどうするか?
  • キッチン、トイレ、風呂をどうするか?
  • 玄関、外壁、外構をどうするか?
  • インテリアをどうするか?

以上は希望するイメージ(理想像)を写真やイラスト等画像で用意しておくと良いでしょう。それと、

  • お願いしたい範囲(お願いできる範囲)を確認する
  • 予算幾らなのか(幾ら位で可能なのか)を確認する

特に、解体(必ず必要)とその廃材撤去(必ず必要)が含まれるかどうかを確認してください。解体や廃材撤去を自分でやる(または自分で手配する)なら不要だし、含めてお願いしたい場合は予算に加えてもらってください。

尚、 見積もり時に了解した金額も実際に作業を進めていくと、古民家ならではの歪みなど不具合などが生じていたりして、度々追加費用が必要になります。予算は必ずオーバーしますので少し余裕を見ておきましょう。また、度々(逐一)その範囲と金額を確認するようにしましょう。

◎家に関する工事は高額になります。家はこれからの暮らしの拠点となる大事な場所です。でも家の工事は専門的なのでつい”業者まかせ”でノーチェックになりがち…。家の工事を発注する前に、知っておくべき基礎知識をNOTEにまとめましたのご参照ください。>【家の購入やリフォームを考えている人へ】 騙されない失敗しない為に知っておくべき「住まい」に関する基礎知識

古民家リノベーションを相談し委託する

古民家リノベーションを相談し委託する

どんなに希望しても叶わないことが多いのも古民家リノベーションです。

費用にも大きく影響するので、上記の相談ポイントを整理し専門家に伝え、今後の作業工程と費用見積もりと合わせて、デザイン提案してもらいましょう。

ここでいう専門家とは、建築家(設計士)のことですが、リフォームやリノベーションを手掛ける工務店など業者にも建築家(設計士)がいますので、建築家の事務所にお願いするか、リフォーム業者にお願いするかは、最初の窓口となる会社が違うだけのことですので、どちらにお願いしても同じです。

いずれにせよ、信頼できる人に相談することが肝心です。特に古民家は特殊案件なので実績がある人(会社)が良いでしょう。

古民家リノベーションで実績のある著名建築家まとめ※編集中

著名な建築家は気が引ける、予算が合わない、または、知り合い関係で信頼できる専門家が見つからない場合は、以下の紹介サービスがおすすめです。物件近くの業者を審査してから紹介してくれるサービスです。費用的には物件近くの業者のほうが圧倒的に安いです。

>【無料】リフォームの見積り比較サイト【タウンライフリフォーム】

古民家リノベーション 予算内に収めるコツ

古民家リノベーション 予算内に収めるコツ

無論、予算には限界がありますから、どこかで妥協することも必要になります。

基本的にリノベーション費用は面積に比例します。その中で一番費用がかかるのは床材です。

面積が広ければ広いほど床材選びで大きく費用が変わってきます。例えば、床材を複合フローリングにするか、無垢材にするかで、材料費は倍程度も違ってきます。一番目立つし、いつも触れる箇所なので床材選びは大事です。

地方のホームセンターでは無垢材がセールで格安に手に入ることもあるので、業者に依頼した場合も相談してみると良いでしょう。

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あとは住設システムキッチンバストイレです。これも選び方によっては費用に大きく影響します。

さまざまなグレードがあり、オプションの違いもありますが、最新型ではなく少し古い型のものは安く提供されています。性能的には変わりませんので、旧年式を手配できるかどうかを相談してみると良いでしょう。

全ての希望を専門家に伝えてください。そして提示してもらう見積もりには、どんな材料や設備を使うのかまで明記されている(もしくは詳細仕様を添付されている)かを確認してください。もし明記されていなければ、明記することを求めてください。

何かと書面で残しておかないと後からトラブルになりかねませんので注意してください。

予算を抑える方法として、建築の知識があり手先が器用な人で時間に余裕があれば、DIY~セルフリノベーションするのも有りかと思います。

通常セルフビルドで家を建てるとなると、基礎工事や躯体(建築物の構造体)など専門的な技術と大掛かりな工事が必要なので当然シロウトには大変難しく、どんなに時間と費用をかけても見た目良く仕上げることは不可能です。

でも既に建てられ長年風雨に耐え抜いた古民家のリノベーションであれば、地震などの影響による地盤沈下や地形変動など余程のことがない限り、基礎工事は不要。柱や梁、屋根など難易度が高い工事箇所もそのまま生かすことで、時間はかかるかもしれませんが、床・壁、外装など、自らが手がけることは不可能ではありません。

中古物件(しかも格安)なこともあり、大胆に、そして気軽にやれるので、ものづくりが好きな人にはオススメです。

建材や部材を都度近くのホームセンターやプロ御用達専門店「モノタロウ」などで、自ら調達し自ら施工すれば、費用を格段に安く抑えることが出来ます。

その分、良い部材や素敵なインテリア、エクステリアに使えるお金が増えるので結果的に良い出来栄えになったりします。もしセルフリノベーションにチャレンジしてみたいと思ったら、まずは少し勉強することから始めましょう。

参考記事

古民家リノベーションで大切なものを再生させる

古民家リノベーションで大切なものを再生させる

格安で手に入れた(それだけの価値しか無かった)古民家が、あなたの手でリノベーションすることで、物件価値は格段に高まります

もし、手放すことになっても(自分で住まなくなっても)、手に入れた価格よりも遥かに高く売却または貸すことが出来るので、古民家リノベーションは自己投資でもあり不動産投資にもなるのです。

あなたの手によって建物もその土地も再生される古民家リノベーションは、その場所を次代につなぐ意義あるソーシャル活動でもあるのです。

自分のため、古き良き家と暮らしの”再生“とその地の景観の”保存“のため、古民家リノベーションはこれからの時代に相応しい”仕事(私事)“だと思います。

尚、再生と保存の仕事(私事)=古民家リノベーションは”解体“から始まります。次はこちらをご覧ください

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