「チーズは太る!」「チーズは体に悪い!」は嘘だった!!

チーズは太る、チーズが体にいいわけがない、と思っていました。

世界中どこに行ってもピザは大人気。世界中で愛され食されているチーズ。人間はチーズによって健康を害され、滅ぼされてしまうのではないか、とすら思っていたほどです。

私自身も、30代前半まではチーズが大好きでした。30代後半になったら、なんとなく体に合わなくなってきて、食べることがなくなりました。しかし、40代。仕事の都合で、チーズを食べる機会が一気に激増。慣れれば食べられるものだ、、など、頻繁に食していたのですが、肌が荒れ始め、体重が増え、体調もイマイチの日が続くことに。

原因は、勝手に「チーズ」と判断。だって、他にはこれといって大きな生活の変化はなかったのですから。。

そして、「チーズは太る」「チーズが体にいいわけがない」と結論づけ、食べることをやめました。しばらくすると、肌荒れも治り、体重も体調も戻り、めでたしめでたし。

ところが、多くの研究結果によると「チーズは太らない」「チーズは体に悪くない」とのこと。

チーズは体重増加や糖尿病リスクに対する作用において最悪でも「中立」、むしろ改善する可能性さえある優れた食品であることが解明されています。

▶︎参照:米国の成人12万877名を数十年にわたって一斉追跡した3つのコホート調査分析 >医学雑誌『New England Journal of Medicine』掲載された論文

目次

チーズでは太らないという証拠

「チーズが体重増加を引き起こすという証拠はほとんどなく──それどころか、最悪の場合でも中立だという証拠があります」

2011年に発表された論文の筆頭著者:タフツ大学フリードマン栄養科学政策学部長のダリウシュ・モザファリアン

チーズを食べると体重減少する、信じがたい、受け入れ難いのですがどうやらそれは本当のようです。エビデンスがあるのですから、ど素人が自分の感覚で物申すことに何の価値も意義もありません。

同様の研究報告が、以降続々とリリースされています。

例えば、

  • 乳製品の摂取量を増やすと筋肉量が増加し体脂肪が減少する
  • チーズが心血管疾患に関係しているという証拠はない
  • 糖尿病に関しては中立(悪影響は無し)もしくは予防になっている可能性がある
  • ポテト、加工肉、精製された穀物などの食品は経時的な体重増加に関与している
  • ヨーグルト、フルーツ、ナッツなどは体重減少に関与している
  • チーズはその中間(チーズをある程度食べても本質的に体重に影響はない)

▶︎参照:乳製品、牛乳、チーズ、クリーム、バターの総消費量と10年間の追跡調査におけるBMI変化の調査 >分析レポート

チーズは太る、は勘違い。チーズが太る原因ではなく、食べ方や食べ合わせが太る(太った)原因ではないか、と言うのが研究者たちの見解です。

確かにチーズと共に食す食べ物は大概が太るし、体に悪いものも多い。全世界的に愛されているピザなんて、食べない側から言えばただのデ○食。塩分・カロリー的に極悪扱いされているラーメンよりも、カロリー的にはより極悪なのですから。

でも、チーズそのものは悪ではなく善、健康食なのです。

これで、安心。チーズの消費は今後ますます増えることでしょう。実際、お惣菜でも、冷凍食品でも、外食でも、やたらチーズが入っているものが増えています。増えるということは、それだけ人気があるということなのですから。

それにしても、どうしてこうもチーズにとって良いレポートばかりがアップされているのでしょうか。

チーズで世界征服を目論む何者かがいるのかもしれない。

チーズから距離をおいている身としては、どうでもいいことを思いついては、食べない自分を正当化していたりもします。

尚、日本企業は2019年には明治が世界13位でしたが、2023年には売上ランキング20位に入る企業はありませんでした。。

チーズを家庭で手作りする方法

世界で愛されるチーズですが、家でも作ることができます。

牛乳・レモン・酢などを入れるだけで自家製チーズが作れる「チーズメーカー」というキッチンツールがあれば、いつでも誰でも簡単にチーズが作れます。

チーズメーカーでおすすめなのが、欧米のメディア絶賛の「ヨーグルト&チーズメーカー」。チーズ以外にも、ヨーグルト・甘酒・パン・麹・納豆など約100種類以上の発酵食品が作れます。レシピ付きなので、初心者でも安心。もちろん、Amazonでも爆売れ中。

チーズを効果的に食べるには?

チーズは、上手に食べれば健康食品です。

  • タンパク質、カルシウム、ビタミン類が豊富
  • 食べた後に血糖値の急上昇が起こりにくい低GI食品
  • 脂質が多く含まれ高カロリーではあっても、消化吸収されやすく、体内で効率よく利用できる

チーズの脂質は、消化吸収されやすいことがわかっています。高カロリー分を、効率よく利用し、肥満につながらないようにするには、朝食・昼食に摂るのがおすすめです。

チーズに限らずではありますが、夕食以降遅い時間に食べれば、摂取したカロリーがその日のうちに消費されず、脂肪として蓄えられやすくなります。結果、、、

チーズを、健康食品として摂取するには食べ方が肝心なのです。

チーズや乳製品は苦手、でもタンパク質は摂りたいという方には、プロテインがおすすめ。過去には、腎臓に負担があると話題にもなりましたが、量の問題です。過剰摂取しなければ、健康に害はありません。

愛飲はこちら↓ 人口甘味料不使用。天然甘味料(ステビア)使用しています。

メロンやイチゴなどのフルーツ味もありますが、我が家はリッチチョコレート一択です。これを1日1回、豆乳で割って飲む。毎日楽しくココアを飲んでいる気分です。

過去にプロテインを摂取していた頃には、なんとも言えない風味が嫌ですぐにやめてしまいましたが、最近は普通に美味しくなりました。企業努力の賜物ですね。

タンパク質は、年齢にかかわらず必要な栄養素です。シニア世代になれば、良質なタンパク質をきちんと摂取することは、健康長寿の秘訣でもあります。チーズでも、プロテインでも、赤みの牛肉でもいいのですが、自分や家族の食生活にフィットするものを、美味しく摂取したいものです。

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この記事を書いた人

アラカン夫婦の備忘録

これからの人生をより心豊かに、より穏やかに生き抜くため知恵や情報をツラツラ綴っています

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