今、日本の地方では皆一様に、”移住定住者ウエルカム!”なようなことを言っていますが、実はそうではありません。本当に移住定住者の受け入れに積極的で一生懸命な地域と一生懸命なふりをしているだけの地域があります。
移住・定住を相談する際の対応と、移住後の暮らしが快適であることは、移住先を探す誰もが願うことです。
そんな、移住・定住者の受入れに積極的で、支援制度も充実しているおすすめの地域を検証しました。
以下でおすすめする地域は、実際に問い合わせをし、情報の精度や更新状況などを確認し、大丈夫と思った地域のみを、定期的に検証して掲載しています。
【検証済み】田舎暮らしにおすすめの移住支援に手厚い地域10選

私が最初に移住した地域では、あまり受け入れに積極的ではありませんでした。
当時移住定住者に一律助成金が支給される制度があったことを後から知りました。しかし、申請しなかった(知らなかった)私が悪いとの理由で支給されませんでした。助成金目当てで移住した訳ではありませんが、とても憤慨した記憶があります。
助成金や補助金など、国の指示による制度はあっても形式的で、実際には移住者を受け入れる体制が無い、要は移住者ウエルカムじゃない地域も少なく無いのです。
当然、移住定住者の受け入れに一生懸命な地域の方が、サポート体制もしっかりしているし、住民の意識も違ってくるので移住したその後の暮らし心地も違ってきます。
そんな経験から、今そしてこれから移住先を探すという方のために、日本国内の地方の移住定住先としておすすめの地域を選抜してみました。
選抜する条件は、“移住定住者の受入れに積極的であること“”支援制度が充実していること”です。
良さげな地方、気になる地域があれば、お気軽に問い合わせてみてください。いずれも丁寧親切に対応してくれる地域(のはず)です。
移住支援に手厚い地域10選

京都
個人的には超オススメしたい移住先の京都。魅力的な古民家物件もちょくちょく出てくるので常時チェックしておくのが良いでしょう。
長野(信州)
移住希望地人気ランキング3年連続のNo.1(※NPO法人ふるさと回帰支援センター2020年発表)に相応しく、受け入れ体制は質・量ともの万全。人気のエリアの物件はネットなどに掲載されると即決まってしまうので、事前に情報を入手するためにも現地と直接連絡を取り合えるような関係を築いておきましょう。
和歌山
大阪隣県の週末田舎暮らしの穴場。漁村・農村・山村、多彩な自然環境を有するのでお好みのスタイルが選べます。移住・定住者受け入れに積極的で受け入れ体制も充実。お土地柄なのかホスピタリティにあふれているように感じます。
山口
移住希望先人気ランキングの上位組の広島よりもお隣の山口のほうがオススメです。下記のサイトを見れば一目瞭然。移住定住者を受け入れるサポート体制はとても充実しています。
滋賀
日本一の湖、琵琶湖を有する滋賀。琵琶湖湖畔の別荘は知る人ぞ知る存在ですが、移住定住の地としても注目度が高まっていて、移住定住者の受け入れにも積極的です。
福岡
福岡も移住希望地人気ランキングでは上位の常連。近年の移住ブームで物件情報はもちろん、移住後の仕事(求人)情報も先取りすることをオススメします。
能登半島・七尾
移住先として日本海側はあまり注目されていませんが、実は知られざる絶景の地が沢山あり、希少な古民家物件も沢山残っていて個人的に注目のエリアです。おいしいものも沢山あります。特に七尾は移住定住者の受け入れに一生懸命。移住先の選択肢として一度チェックしてみてください。
茨城
首都近郊の穴場です。人気の千葉の沿岸地域よりも、人気の栃木や群馬の山間地域よりも格安物件豊富で東京からのアクセスも良いので俄かに注目されているようです。
静岡(伊豆半島)
熱海に代表される別荘地で有名な伊豆半島を有する静岡も、移住希望地人気ランキングで常に上位くる地域です。そんな人気にあぐらをかかずに移住定住者の受け入れに積極的でサポートも一生懸命。生活環境においても好感度の高い地域です。
高知
四国は、瀬戸内側でも太平洋側でも魅力的で、且つ、移住定住促進にも積極的なので受け入れ体制もバッチリ。どの県もおすすめなのですが、あえて一県選抜するならなら古き良き海暮らしと山暮らしが選べる「高知」です。
移住したい地域が定まったら物件探し
移住したい、田舎暮らししたい地域がおおよそ決まったら、希望する条件やイメージを手掛かりに「物件探し」を始めましょう。いい物件との出会い=縁が移住先の決め手となります。
▼物件探しのノウハウについては以下の記事を参考にしてください。
▼私が物色している全国津々浦々の格安物件を記録しています。こちらも参考まで。