地方に移住したいけど中古のボロ家は嫌!田舎でオシャレな家で暮らす方法
新型コロナウイルスが世界中で猛威を振い、大都市で暮らすよりも感染のリスクが小さい、地方都市や地方の山村・漁村で田舎暮らしを指向する人が増えています。
地方には空き家が沢山ありますが、首都圏から近く、移住・定住または二拠点居住(デュアルライフ)に人気エリアの庭付き一戸建て中古物件は、先を争うように売れています。少し過熱気味です。
もちろん、少し範囲を広げれば、空き家のまま放置されている古民家がまだまだ沢山あって、それらは社会問題にもなっています。
不動産情報サイトなど流通に載っていない物件も多いので、根気よく現地に出向いて探すことで、驚くほど格安で良い物件に出会うことが出来ます。
参考記事
しかし、格安な物件ほど、築古で長く放置され劣化しているので、見た目的にボロ家。部屋の中も庭も手入れもされていないので汚く荒れ放題。なので、いくら格安でもちょっと躊躇する人も少なくありません。
そんな人のために、田舎暮らしをオシャレな家で実現するための方法をご紹介します。
地方に移住したいけど中古のボロ家は嫌!田舎でオシャレな家で暮らす方法

オシャレな家を手に入れる方法は3つあります。
- 田舎はあきらめて、地方都市の新築または築浅マンションや建売戸建てを購入する。
- 現状には目をつぶり、格安で中古物件を買って徹底的に改装〜フルリノベーションする。
- 別荘地に定住する。(別荘地に新築する。中古別荘を購入しリノベーションする。)
詳しく解説します。
田舎はあきらめて、地方都市の新築または築浅マンションや建売戸建てを購入する。

地方都市なら、新築もしくは築浅のマンションやアパート、戸建て建売物件が沢山あり選び放題。そして、首都圏よりも快適な暮らしが実現できます。
なぜなら、同じ価格で都心よりも遥かに広い物件、もしくは駅近物件が取得(または賃貸)可能だからです。
以下のサイトで比較してみてください。中古マンション価格、宅地(土地・建物)の価格や広さ、最寄駅からの距離等など、総合的に比較出来ます。
参考リンク【国土交通省:土地総合情報システム】不動産取引価格情報検索
首都圏と比較して不動産価格は圧倒的に安く、環境も良いのですが、デメリットもあります。
それは、"地方都市"であることが条件になるからです。
新築または築浅のマンションや戸建てが流通しているのは"都市部"に限られます。地方とはいえ都市部なので「田舎暮らし」というわけにはいきません。
家(住まい)の快適度は若干増すものの、街としては都心をスケールダウンした感じになるので、不自由はないものの不満は多々あると思います。
それでも、クルマで30分~1時間で、海・山で遊べますから、商業的なスケールダウンを気にしない人であれば、とても快適に暮らせるのでオススメです。
現状には目をつぶり、格安で中古物件を買って徹底的に改装〜フルリノベーションする。

現状の物件の姿には目をつぶることが条件になります。
正確には、目をつぶるのは建物であって、その場所、立地、周辺環境がとても気に入って、どうしてもココに住みたい、と思えるような物件であることが条件です。
参考記事
気に入った場所であることが重要です。極端な話、建物は無視してください。建物はリノベーションすることで見違えるようになります。
古民家の雰囲気を生かして改装するのも良いし、新築同様に全改装することも可能です。
そこまでやるならいっそのこと全てを解体撤去して建て直す=新築するほうが効率的な(安く建てられる)ケースもあります。住宅メーカーで注文住宅を建てる場合などは更地からのほうがやり易いからです。
古民家リノベーションのノウハウについては本サイト内でも解説していますので、参照ください。※古民家リノベーション関連記事はコチラ。
好きな場所であることが条件なので、最初から土地だけを購入するという選択肢もありますが、地方の田舎では人が長く住んでいた土地であることが重要です。
良い場所にも関わらず、今まで人が住んでいないという土地は、何らかの理由で人が住んでいなかった地であることが多いのです。なので、最近造成したという場所も要注意です。
また、電気ガス水道など、生活インフラを一から(ゼロから)敷設しなければならい物件もあるので、必ず事前に確認ください。
そんな面倒も気にならないくらい魅力的な場所に巡り会えれば最高です。誰にも真似できない唯一無二の家(住まい)、これから生きる拠点を築くことが出来るのです。
別荘地に定住する。(別荘地に新築する。中古別荘を購入しリノベーションする。)

田舎暮らしのためにオシャレな家を入手する最も手っ取り方法は、「別荘」だった物件を購入することです。
別荘地への移住・定住は、都会暮らしが長い人に特にオススメ。別荘エリアの住民は、殆どが都会からの移住・定住者なので、田舎特有の人付き合いとは無縁なことも魅力です。
参考記事
別荘の中古物件はピンキリですが、お金持ちのセカンドハウスや、VIPの接客用接待用に建てられた別荘であれば、程度も良くとても素敵な物件が少なからず流通しています。
そのまま住める物件もあります。中古別荘はそもそもがオシャレに作られた物件が多いのでちょっと手入れする(リフォームする)ことで、いくらでも自分好みになります。
別荘も流通していない物件(不動産情報サイト等に載せていない物件)が多数ありますので、素敵な場所、素敵な物件との運命的な出会いを求めて、日本各地の別荘地を旅行がてら巡ってみてはいかがでしょうか。オーナーと出会って譲渡の話が決まったという事例もあります。
別荘体験できるサービスがあります。場所探しを兼ねていかがでしょう?
>ポイントバケーションリロのリゾート体験宿泊
まとめ
妥協せずに場所を選びをしてください。建物は前述のとおり自分好みにすることが出来ます。
家は、これからの生活の基点となる大切な空間です。
このブログ「田舎暮らしの手帖」には、場所選び、そして、家の購入と家づくり(新築・リフォーム~リノベーション)に失敗しないためのノウハウを記しています。
Twitterで最新の投稿が確認できますので宜しければフォローお願いします。