「カメムシ」は、田舎暮らしにおけるストレスの一つです。
決して悪さはしませんが、飛んでくると鬱陶しく、鬱陶しいから払い落したりすると強烈な(独特の)匂いを放ちます。それがとても嫌な匂いなのです。
特に秋口からはカメムシが大量に発生する時期。その前に対策できることの全てを紹介します。
田舎暮らしの厄介者「カメムシ」徹底対策法
カメムシは秋になると日当たりの良い場所を求めて飛んできます。
特に洗濯物が大好きで必ずひっついています。また、家の中にも侵入し、窓際で日向ぼっこをしたり、サッシの隙間や壁の割れ目などに潜り込むのも大好きです。
ルックス的にも、そして何より匂い的に、見たくない・絶対触れたくないカメムシ。徹底駆除をと思って色々調べててみましたが、カメムシ類は種類が多く、発生場所も色々なので全滅させるのは無理。田舎に暮らしている以上あきらめるしかないようです。
そこで、全滅は無理でも徹底的に侵入を防止する策、そして侵入後の駆除法を紹介します。
カメムシ駆除法①:カメムシ侵入防止対策
カメムシは日当たりの良い場所が大好きです。外から家の中へ侵入する前に止まるであろう日向の外壁や窓などに、あらかじめ殺虫剤を散布しておきましょう。
おすすめにカメムシ殺虫剤
広い範囲には
狭い範囲や細かい場所には
直接カメムシにスプレーするには
なお、上記殺虫剤は、布団や洗濯物にひっついたカメムシ駆除には使用しないでください。
布団や洗濯物にひっついているカメムシには、以下の忌避剤をお試しください。
カメムシ駆除法②:カメムシが室内に侵入している場合の対策
どんなに手を尽くしても侵入してくるのがカメムシです。
特に秋口から冬になる前(越冬前)に室内に入り込み、部屋のどこかで越冬する連中も少なく有りません。
なので、とにかく室内で見つけたら容赦無く駆除しましょう。
室内での駆除には前述した直接カメムシに噴霧するタイプがオススメですが、室内なので凍結させるタイプの駆除スプレーがおすすめです。
しかしこの凍結駆除スプレー、カメムシの種類等によっては効かない(凍結する前に逃げる)こともあります。
その場合はアナログですが、ガムテープやティッシュペーパーなどで捕まえたほうが安全で確実性です。その際、あまり刺激しないよう(匂いを放たないよう)やさしく捕まえて一気に駆除(潰す)か、そっと外に逃がしてください。
カメムシ駆除法③:カメムシに触れずに捕獲する方法
実はカメムシ、蓋のついたペットボトル(できれば広口の)で簡単に捕獲できます。
壁や窓に止まっているカメムシの真下にペットボトルを近づけ、ペットボトルの飲み口ですくい入れ、すぐに蓋をする、それだけです。
何故かポロっと落ちてきます。すでに何匹か捕獲されているペットボトルでやると更に効果的。ペットボトルの口を真下に近づけるだけでポロっと面白いように落ちてきます。(自分たちの放つ匂いに気絶してしまうかのようです。)
捕獲後の処理はご自身でお考えください。無論、最終的には自然に返してペットボトルは水洗いして回収ゴミに出してください。ちなみに、捕獲後も蓋をしたペットボトルの中でしばらく(数週間)は生きています。