日本の家はやっぱり木造?木造住宅に暮らすメリット

2020年12月26日田舎暮らしのノウハウ

家を建てるなら(家を買うなら)、木造が良いのでしょうか?それとも鉄骨造が良いのでしょうか?

住宅メーカーに聞いても、建築家に聞いても、自分たちの都合の良いほうを勧めます。

また、経験者に尋ねた場合、大概は自分が建てたほうを勧めるものです。

結果は数字で判断ください。今、日本の住宅で一番選ばれている構造は木造です。

木造住宅が選ばれる理由やそのメリットについてご紹介します。

日本の家はやっぱり木造?木造住宅に暮らすメリット

日本の家はやっぱり木造?木造住宅に暮らすメリット

様々な工法や素材でいろいろな家の建築に関わりましたが、結局は「木造が良いな~」と思います。

これから家を建てる(購入する)ので住宅の構造を何にしようか悩まれている方はもちろん、木造住宅を建てようと決めている方も、あらためて木造住宅の素晴らしさを再認識してください。

【木造住宅のメリット】木造住宅はなぜ選ばれるのか?

木造が一番選ばれている代表的な理由は以下の3つです。

①木造建築は価格が安い

日本には木材が豊富にあります。昔から日本の家には木材を多く使われてきたので木材の価格が下がり木造の住宅は安く建てられるようになりました。無論高級木材もあるので一様に安いわけではありません。日本の高級住宅の大半は木造です。

木造建築のコストメリット。

具体的に他の構造と比べると以下のようになっています。

木造の坪単価:35~70万円程度
鉄骨構造の坪単価:50~80万円程度
RC構造の坪単価:60~100万円程度

同条件下の坪単価で比較した場合の目安です。使用する木材の種類や仕様によって異なりますが一般的な材料を使った場合の比較です。

なお、材料費が安いということの他にも、基礎工事に比較的工期がかからないこと、木材自体に断熱効果があるため、断熱工事が比較的簡単なことが、他の構造と比べてコストがかからない理由として挙げられます。

②木造建築は日本の気候に合っている

湿度の高い日本の気候では調湿性や通気性に優れた木の家が適しています。木材はカビや腐食を防ぐ役割も担います。自然素材で住まいの不快感を軽減することが出来るのです。

木造建築はシックハウスやアレルギーのリスクが低い。

木造住宅の湿度を調整する効果とは、湿気の多い場合には空気中の余分な水分を吸収して蓄え、室内の空気が乾燥するとその水分を空気中に放出して、室内の環境を快適にすることを言います。その結果、結露やカビの発生が少なくなります。

また、自然素材である木材は、接着剤などの化学物質に依存しない建築ができるため、シックハウスやアレルギーの不安を軽減することができるでしょう。

③木造建築は歴史が長く安心感がある

高いお金を払い大切な家族と長い時間を過ごすことになる家は、何よりも居心地の良さがあることが求められます。木材を使った建築物は長い歴史と豊富な実績の中で進化し、今でも日本の住宅の代表的な構造です。子供の頃に育った家と同じ木造の住宅に暮らすということが安心感にもつながっているのです。

木造建築は木目や木肌、木の香りの癒し効果がある。

樹木に触れると、なんだかホッとします。木材に囲まれた住まいは、人や生き物の気持ちを落ち着かせる効果があるのです。

木は、人の視覚、嗅覚、触覚に癒しを与え、木を感じると人の脳派は安定します。構造体だけでなく内装材にも木材をふんだんに使った家は、心身を癒す効果があるために穏やかに暮らせるのです。

木造建築は無垢材を使った場合は経年変化が楽しめる。

物は使えば使うほど色あせ、朽ちて行くものがほとんどですが、木材の中でもよく乾燥した無垢材は使うほどに味や強さが出てくる優れた材料です。

特に内装材に使うと、その色の変化に住まいの歴史や温かみを感じることができます。

【木造住宅のメリット】定住するならやっぱり木造

【木造住宅のメリット】定住するならやっぱり木造

住宅の構造の選択肢は様々ですが、日本に住むなら木造の家がベストです。

鉄骨などと比較しても機能的にも劣ることはありませんし、日本そして日本人にとっていろいろな意味で落ち着く選択であることは間違いありません。

壁や床など見える箇所の材料としても木材を使うほうがメリットが多いですし、実際に木材を選ぶ人は年々増えている傾向にあります。

特に、定住用、終の棲家として建てる(購入する)家は、木造建築の家がおすすめ。家を一緒に経年を楽しみましょう。

ですが、近年は、デザイン性に優れ、扱いやすく、耐久性や断熱性にも優れ、且つ、比較的安価な材料が多数あるのも事実。

別荘などセカンドハウス的な使い方をする家であれば、デザイン優先、または海や山でのハードな使い方にも耐えうる屈強な素材優先で造るのも良いでしょう。

それぞれの建材のメリットやデメリットをよく理解した上で、立地条件や家族の要望、そして何よりも予算に適した家を選択してください。

家を建てる、家を購入する、住宅展示場に行く、建築の専門家に相談する、家の工事を依頼する、その前に、必ず頭に入れておいて欲しい基礎知識をまとめましたので、こちら(noteにリンク)でご参照ください。