田舎移住の「住まい」といえば、中古の格安な庭付き一戸建てを購入してリフォーム~リノベーションする、というのが、ある種定番化しています。
しかし、実は、田舎に土地を買って家を新築するほうが効率的です。
その理由と新築の庭付き一戸建てを格安に実現する方法を紹介します。
【中古物件より実はお得!】地方の田舎に土地を買って家を新築して移住しよう

田舎には「空き家」が沢山あり、今それらは格安または無償(0円)で入手可能です。
しかし、格安でも(格安であればあるほど)そのまま住める物件は殆どありません。
規模にもよりますが、全部解体し更地にして新築したほうが安く上がるような物件は少なくありません。
であれば、最初から土地を買って新築したほうが何かとお得です。
地方には「空き家」も多いですが「空き地」も沢山あります。
もちろん、それは格安だし、何よりも周辺環境の良い「土地」を選び放題です。
田舎暮らしするなら家は新築のほうがお得~その理由

田舎の格安物件は「現状渡し」が基本です。
格安なんだから”汚いけど、壊れているけど、このまま買ってね、”ということです。
掃除も何もしていない、生活していた痕跡がそのまま残っていたりするので、都会に流通する普通の物件(不動産取引)しか知らないとちょっとビックリします。
中には、交渉次第で一部手入れしてくれるいい家主もいますが、基本は現状渡し。朽ち果てた家具家電や生活用品一式、ゴミ、糞尿(汲み取り式トイレの場合)まで付いてきます。
それらの廃棄は、買った人がすべて始末しなければなりません。
廃棄物処理にはじまり、清掃、修繕、改装(リフォーム~リノベーション)、様々な手間と費用がかかります。
その金額があれば、同程度の規模の家であれば新築することが可能。手間(時間的)にも十分に家を建てることが出来るでしょう。
無論、新築だと古民家の特有の雰囲気(魅力)はいくら頑張っても出せません。古民家が好き、古民家的な雰囲気の家で暮らしたいという方には、せっかくの田舎暮らしの拠点を新築するなんて論外でしょう。
けれども、逆に、古い家は嫌だ、自分好みに仕上げたい、手っ取り早く住まいを確保したい、という人には、中古物件を探すことよりも土地を買って新築するほうをおすすめします。
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新築庭付き一戸建てを格安に実現する方法

とにかく小さな家にしましょう、
いわゆる、スモールハウス、タイニーハウスです。
家の工事価格は原則面積で決まります。小さければ小さいほど安く出来ます。
その分(狭いけど安く出来る分)、部材や住設、インテリアを厳選し住み心地の良い家にしましょう。
そして、家は狭くても庭を広く、そしてウッドデッキを広くして、そこをリビング代わりにしましょう。毎日外でご飯炊きましょう。BBQしましょう。
それこそが、田舎だから実現できる暮らし方、田舎だから可能な住まい方です。
庭付き一戸建てを格安に実現するためには、あなた自身に家の工事に関する知識が必要不可欠です。
こちらのマニュアルで基礎知識を学んでから、住宅メーカーや工務店などの業者探し、業者との打ち合わせ~契約をしてください。
このマニュアル程度の知識が無ければ、必ず損をさせられることになります。

一生に一度(多い人でも二~三度)の大きな買い物なのに、あまりも何も知らずに家を買う人が多いので、最低限しておいて欲しいことが記してあります。
どんな業者が信頼できるか、どうすれば安く建てられるか、どのように工事を依頼すればよいか、そして賢い住宅ローンの借り方、等など、格安に庭付き一戸建てを実現する為に役に立つ情報満載です。
>騙されない失敗しない為に知っておくべき「住まい」に関する基礎知識
より快適に田舎暮らしするためには、家(住まい)は最重要です。
中古をリノベーションして古民家暮らしするか、いっそ新築にするか、、物件次第ですが、十分検討して決断しましょう。