田舎暮らしの現実を知ることでトラブルは回避できる!【実話からの警鐘】

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季節をしっかり感じることが出来る、退屈なほどゆっくりとした時間の流れ、それが田舎暮しの魅力であり、地方に移住したからこそ実現可能な贅沢な時間です。

私も都会での仕事や生活では出来なかった生き方を求め、意を決して地方に移住し田舎暮しを始めました。地方(田舎)ゆえの不便さや閉塞的な人間関係などは覚悟のうえでした。

暮らし始めは何もかも新鮮で楽しく、そして慣れない生活で何かと忙しいので感じないのですが、しばらくすると、田舎の実態が見えてきます。

ネットを中心にテレビや雑誌で見聞きしていた田舎暮しのトラブル話は大方事実であることを実感しました。

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田舎暮らしの現実を知ることでトラブルは回避できる!【実話からの警鐘】

田舎暮らしの現実を知ることでトラブルは回避できる!【実話からの警鐘】

田舎暮らしを実体験して、つくづく思いました。悪しき古き日本がそのまま残っている、それが地方(田舎)です。

今の時代に考えられないような差別意識いじめ排他的不寛容なことが当たり前だったり、悪気はないのでしょうが悪態をつきまくる人、ありえないくらい自己中な人が存在します。

そんな人間関係の中で生きていく、それが田舎暮らしの実態です。

しかし、相手のことは変えられませんが、自分の対応や態度は自分次第です。全て合わせることはないし受け入れ難いことは拒否すれば良いのです。

そんなことよりも、田舎暮しには都会の生活では実現しようにも実現出来なかった“スローライフ”が実現できるのですから、プラス思考でクリアしましょう。

また、人付き合いについても、都会における仕事上の付き合いや密集度を考えると、我慢できるレベルだと私は思っています。

でも、どうしても無理、耐えられない、という人は、一日でも早く再移住を考えましょう。耐えるだけ時間の無駄です。

無論、あなたが悪いわけではありませんし、負けたわけでもありません。その地は(その地に暮らしていた人達は)あなたに合わないのです。必ずあなたに合う移住先があるはずです。良い人との出会いが待っているはずです。何度でもやり直しましょう。人生の過程だと思いましょう。

何事にも執着しないこと、早く決断し早く行動するのが移住の基本です。移住先で良い人たちに出会い、幸せな田舎暮しを満喫している人は大勢いるのです。

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田舎暮らしでありがちなトラブルを回避するには

田舎暮らしでありがちなトラブルを回避するには

田舎暮し〜スローライフには家(住まい)と畑が必須。物件探しは超重要です。

物件探しは、その地方、移住先との最初の接点であり、物件(家と畑)探しこそが田舎暮しの第一歩。人間関係もそこから始まるのです。

不動産情報サイトや空き家バンクなどに公開されている物件であれば地元の不動産屋や役場(行政窓口)を介して、地域との付き合いが始まります。でも公開されていない(情報サイトには載っていない)物件のほうが圧倒的に多く、自分で歩いで探し持ち主と直交渉するほうが格安で良い物件に出会えるし、リアルな情報が入手できるのでおすすめです。

日本の地方(田舎)には、沢山の空き家や耕作していない畑や山野が存在しています。しかし、その殆どは情報サイトなどに公開されることなく放置されているのが現状です。

中には、眺めの良い高台の土地や、貴重な茅葺きの古民家、放置された樹齢100年程の果樹の園、湧き水のほとりの田園、等など、素晴らしい場所(物件)があるので、自らの足で探す、または人伝手で紹介してもらうことが、より理想の田舎暮し〜スローライフにつながります

参考記事(こちらもお読みください)

田舎暮らしでトラブルのもととなることが、物件の契約というタイミングにも潜んでいます。

当たり前のことではあるのですが、売買や貸借においては必ず「契約書(覚書)」を取り交わしてください。

不動産業者を介さす見つけた物件は、直接持ち主に交渉して金額を決め、直接契約することになるわけですが、売買にせよ、賃貸にせよ、その金額は想定よりも安く(※あくまでも都会の相場と比較してです)、大した金額ではないことから油断しがちなのです。

金額が金額なので仰々しく契約書の取り交わしを要求することが、相手を信用していないように思われる、という変な遠慮の気持ちが生じること、そして何より、相手(持ち主)が高齢で面倒な手続きを嫌がるので、つい口約束と領収書で済ませてしまいがちなのです。

そして、大きなトラブルは後からやってきます。【以下は実話です】

それは、口約束した持ち主が亡くなってしまうことで起こります。

契約書が無いために、何も知らない親族が一方的に値上げや追加請求されたり、契約自体を無いことにされるケースもあります。

地方(田舎)の土地は所有者が細かく分かれていることも多く、一つの土地が借りられなくなることで全てのアクセスを絶たれる、ということも起こるので、重大問題になりかねません。

地方(田舎)の不動産の所有者(名義人)の殆どは高齢です。その時は元気でもいつ何が起こるかわかりませんので、どんなに少額取引であっても土地・建物の売買や貸借は、全ての契約書(覚書)を取り交わしましょう。

無論、契約書の内容も双方でしっかりと確認し、トラブルになりそうなことは全て紙(契約書)に記載しておきましょう。口約束であることをいいことに平気で反故にする人もいるのです。

ちなみに、田舎暮らしの楽しみ(魅力)の一つである畑のトラブルも少なくありません。基本的に農地は一定以上の面積と農業することが前提でなければ購入・賃借できません。農地には建物を建てたり駐車場にすることも出来ませんし、整地すら許可されないこともあります。

農地は結構面倒な規制がありトラブルも多いので事前に勉強しておくことをおすすめします。

【参考リンク】

農林水産省|農地の売買・貸借・相続に関する制度について

参考記事

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