「早起きは三文の徳。」「早寝早起きを習慣化すれば健康になれるし人生は好転する。」「早起きを好む人は夜型の人と比べてうつ病を発症するリスクが低く幸福度も高い。」等など。
それらは古今東西様々な健康法やライフハックにおいて証明された真実であるが、なかなか実行できない。
それほどまでに夜更かしは楽しく、朝寝坊は気持ちの良いものかといえば、そうでもないのだけれど、何故か大人になればなるほど夜更かしが常態化し、朝寝坊とセットでそれが正義と嘯くようになる。
徹夜して仕事したこと、起きたら夕方だったこと、そんなことを自慢げに話す大人は少なくない。
しかし、50歳くらいになるとそんな自分を恥じるようになる。悔やむようになる。
何故なら、それが如何に不健康で無駄な時間だったかを知ることになるからだ。
夜更かし・朝寝坊のデメリット
胸に手を当てて思い出してみるがいい。徹夜して良いことがあっただろうか?
- 仕事の効率は極めて悪く
- 深夜の飲み食いは内臓を疲れさせ
- 身体も脳も休まらないから
- 頑張っている楽しいと勘違いする
- 寝静まる周辺にも迷惑だし
- 自然環境にも負荷をかける
要は、
- 時間の無駄遣い
- 体力の無駄遣い
- 能力の無駄遣い
- お金の無駄遣い
良いことは一つもないのである。
無茶した若い頃の思い出も悪い思い出なので無駄である。できればそんなバカな若い時分の思い出は忘れたいものである。
早寝早起きのメリット
一方、早寝早起きはメリットしかない。
- 身体の疲労回復
- 成長ホルモンの分泌を促す
- 記憶の定着や整理
- 免疫力の向上
- 食欲のコントロールができるようになる
- 太りにくい身体づくりができる
- 精神面が安定する
- 時間に余裕ができる
- 節約になる
- etc.
枚挙にいとまがない。人間は早寝早起きがデフォルトなのだ。
なのに何故やらないのか?やれないのか?
どうにもならない事情で徹夜することになったのであれば仕方がないが、大抵はあなたが徹夜することを選んでいる。
徹夜なんかしなくても良いのに、徹夜なんかしないほうが良いと判っているのに、徹夜をしてしまうのはあなた自身の意志の問題だ。
大人のための早寝早い起きを習慣化する方法
人間は寝るべき時に寝るべく時間寝ないと身体と脳に支障をきたす。
徹夜したその時間は無駄である。
夜更かしや朝寝坊しているうちは、あなたの人生は好転しない。
それが判っていれば、今すぐ、今日からでも早寝早起きは実行できるはず。
コツは、
- 起きる時間を揃える(休日も同じ)
- 日光を浴びてウォーキングする
- 寝る時間は眠いにまかせる
- 心地よい寝起きとなる睡眠時間を知る
- 頭寒足熱
あとは意志の問題。
自分は意志が弱いという自覚がある人は、先ずは以下の本を読んで欲しい。
👉睡眠こそ最強の解決策である
👉スタンフォード式最高の睡眠
👉一流の睡眠
👉ぐっすり眠れる12の法則
👉眠る投資
👉快眠アイデア大全
👉睡眠障害の対応と治療ガイドライン
これだけのガイド本があることでも、大人にとって(もちろん子供にとっても)早寝早起きが如何に大事かがわかるであろうし、それらの本には科学的エビデンスに基づく睡眠方法が記されている。
早寝早起き。やらないという手はないしやれないはずもない。
やるかやらないかはあなた次第だ。