【空き家どうする!?】空き家不動産投資の正しいやり方と今後の可能性

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住まい
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不動産投資の中でも極めて高い利回りなことから俄かに話題の投資法があります。

  • 空き家不動産投資
  • 古家不動産投資
  • 築古不動産投資
  • ボロ物件投資
  • 廃墟不動産投資
  • etc.

いろんな言い方がありますが、基本的には皆同じです。空き家物件を格安で購入し、出来るだけ安く改修・改装(リフォーム)して高く売る、または貸し出すことで利益を得る不動産投資法です。

従来の不動産投資との違いは、仕入れ値が格段に安い(仕入れが0円物件もある)ことです。

その為、お金を借りなくても始められるので、若い人が早期リタイヤして自由に生きるために、または、既にリタイヤした人が老後の暮らしの糧に、と、幅広い層から注目されています。

私自身、廃屋同然の古民家をカフェに再生し転売した経験があります。当時は「高く買ってくれてる人がいるもんだなあ、」という感覚で、不動産投資という意識はなかったのですが、昨今、事あるごとに、空き家対策や空き家再生、それに伴う不動産投資の話を見聞きするので色々と研究している次第です。

そんな私なりの正しい「空き家不動産投資法」を紹介します。

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空き家不動産投資の正しいやり方

儲け(利益)だけを考えれば、

人気のある地域の、
出来るだけ安いボロ物件を買って、
出来るだけ安く直して高く売る。

これの繰り返しで売却益を得ることが最も手っ取り早く安全な投資法です。

安全というのは、リスク無しという意味です。売却してしまえば以降何も手間がかからないからです。

不動産で厄介なのは、メンテナンスと自然災害です。いつ何が起こるかわかりません。それが新築であっても100%安全な土地は無いし100%完全な工事はあり得ません。まして中古、築古物件です。直しても必ずどこか不具合は生じるものです。

なので、ボロボロの家を安く買って(もしくはダダで引き取って)、売れる(売りやすい)ように見た目だけはキレイにリフォームし転売。改修費改装費をケチり、問題が起きる前に売り逃げる。儲け(利益)を最優先に考える投資的思想でいえば、出来るだけ安く直し高く売れれば良いので、うわべだけ装う手抜き工事する、そんなことも有り、の世界です。

そんな不動産ビジネスというのは、売る側(または貸す側)が上位、売る側が優先、売る側が保護されていて、購入者(または入居者)に優しくない構造になっています。それは法律も含めて、です。

無論、気に入らなければ購入しなければ良く、自分の意思で購入(または入居)を決めて、売買契約(または賃貸契約)をしたのだから表面的にはwin-winです。しかし、必ず生じる不具合は勿論、目に見えない、素人にはわからないことは隠して売却益だけを得るのは、あまりにもモラル欠くやり方です。

家は、購入者(入居者)の人生に必要不可欠。暮らしの中心にいつも安全安心な存在でなければなりません。衣食住の住です。

見た目だけで良くした食べ物、かっこいいから買ったけど洗濯したら色落ちし縮んでしまう服、そんなものと同じように、見せかけだけの家も少なからず売られているのは事実です。

必読です!
家の購入前、家の工事前に、必ず知っておくべき住宅の基礎知識(業界裏話含む)をまとめました。一部無料にてNOTEで公開中ですのでご参照ください。

空き家不動産投資(古家不動産投資、築古不動産投資、ボロ物件投資、廃墟不動産投資tec.)の正しい考え方~コンセプトは、社会的に問題になっている「空き家対策」「空き家再生」「空き家活用」による社会貢献です。

十分な儲け(利益)と、地域そして何よりも購入者(または入居者)に資するやり方として提案したいのは、

過疎化が激しい地域で、
出来るだけ安いボロ物件を買って、
魅力ある物件(場所)に再生し高く売る。

そのために国が補助金・助成金、そしてクラウドファンディングを最大限活用する、というものです。

仕組みは同じですが、人気の地域ではなく「過疎化が激しい地域」の物件を「魅力的に再生する」、その為の資金を「国の補助金・助成金」「クラウドファンディング」から得るというものです。

今そして今後激増する空き家が社会問題になっていて、空き家対策、空き家再生には補助金など国の支援が得られます。また、「クラウドファンディン」を活用する為にも、社会貢献をコンセプトに「空き家再生・空き家活用」に取り組むことが望まれます。

言うのは簡単ですが、手っ取り早く投資回収は計れないかもしれません。しかし、間違いのない=リスクが少ない方法で、かつ、皆んなに支持され信用されることになるので大きなリターンも期待できる方法です。

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空き家不動産投資の可能性

空き家不動産投資は未だ新しい投資手法です。しかし、今実践している人の殆どは従来の不動産投資のやり方をそのまま踏襲しています。

これから需要=空き家=社会問題は増える一方です。2033年には3軒に1軒が空き家になると言われるほどなのです。

そんな空き家の問題を解決、しかも過疎地域を救済することは、社会正義であると同時に、非常に大きなビジネスチャンスです。

儲け(利益)を優先し従来型の不動産ビジネスを模倣するか、社会正義、社会貢献となるあたらしいソーシャルビジネスを模索するか、いずれにせよ投資物件は無限大に存在していますから、今からその発掘するだけでも楽しいです。

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