マンションを相場よりも高く売却した成功体験に基づく売り方のコツ

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住まい
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高額な取引となるマンションという商品の売り方にはコツがあります。

マンションを買った経験と売った経験、そして仕事として仲介経験もある私が今ベストと思うやり方をお教えします。

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マンション売却でやるべきこと

マンション売却時はマンション購入の時と違って、自ら動くことはあまりありません。

査定して売却希望価格を決めたら、あとは不動産会社(仲介会社)の担当者にほぼ全てお任せ。いつ、いくらで売れるかは、神のみぞ知ること。担当者次第、運任次第。

そうなると、大方、相場どおり、もしくは相場より安い金額で売買成立することになります。

ちょっとでも高く売却=買ってもらうには、それ相応の努力が必要です。

よくわからないから、専門家だから、と言って、全てを不動産屋(仲介会社)に丸投げしてはいけません。

あたなと家族の大切な暮らしの場であったマンションです。少しでも高く売りましょう。その為には以下を実行してください。

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マンションを少しでも高く売却する方法:不動産会社選びのコツ

マンションを少しでも高く売却する方法:不動産会社選びのコツ

マンション売却の手続きは個人では出来ません。必ず専門家=不動産会社(仲介会社)に依頼することになります。無論買い手がいなければ手続き出来ませんから、買い手を探すことから売却に関わる全ての手続きを不動産会社(仲介会社)が担当します。

なので、その会社選びはとても重要です。

物件の査定と合わせて複数の不動産会社(仲介会社)を紹介してくれるサービスがありますので、まず以下の2つのサービスに登録(無料)し、紹介を待ちましょう。

PR)簡易査定して不動産会社(仲介会社)を探すなら、全国2500店舗超から最大6社まとめて比較できる一括無料査定サイト「マンションナビ」。

PR)こちらはビックデータを利用したリアルタイム価格査定の算出で注目の査定&不動産会社紹介サイト「イエシル」。

会社選びの基準は担当者です。担当者の人柄(誠実さ・感じの良さ)を見極めて決めてください。担当者があなたと購入希望者の窓口となります。重要な役割を任せることになるのです。

くれぐれも、査定額が高いからという理由で会社を決めないでください。査定額は実際売れる価格ではありません。何とでも言えるのです。

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マンションを少しでも高く売却する方法:売却額設定のコツ

マンションを少しでも高く売却する方法:売却額設定のコツ

査定額はあくまでも相場をもとに換算した目安です。売却価格はあなた自身が決めるものです。これくらい欲しいという価格で売り出しても良いのです。が、当然相場からかけ離れた価格だと誰も買ってはくれません。皆、相場を参考に高い・安いを判断します。

買う側は、必ず、比較します。

だから、あなた=売る側も、買う側の立場になって、類似する中古マンションと比較して、値決めする必要があります。

相場より安くする必要はありません。少なくとも相場より高く設定しましょう。

無論、売れなければ意味がありませんので、少し高くても売れる、買ってもらえるよう工夫するのです。

類似する物件よりも魅力があれば、高くても買ってもらえます。

あなたのマンションは類似する物件と比較して、選んでもらえる(買いたくなる)ような魅力がありますか?

魅力がなければ、魅力づけしてください。リフォームする、エアコンや照明、カーテンなどインテリアを付ける、などなど、比較されるであろう物件よりも魅力ある仕様にするのです。

そのためには、あなた自身が競争相手となる物件を知ることが必要です。売りたい・売れない、と嘆いていても状況は変わりません。なぜ売れないか、どうしたら選んでもらえるか(買ってもらえるか)を考え、対策を施すのです。

値下げなどという安易な対応はしないでください。

いつの時代も、どんな時も、どのエリア(立地)でも、どんな広さ、間取りでも、常に一定数の需要はあるものです。

その需要に対して魅力ある対応をするのです。

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マンションを少しでも高く売却する方法:内覧のコツ

マンションを少しでも高く売却する方法:内覧のコツ

購入するか否かを決めるのは「内覧」時です。

あなたのマンションの良さをアピールする最大のチャンスです。内覧に最大エネルギーを使いましょう。

前述した魅力づけは内覧時には全て整っている状態にしましょう。

大事なのはとにかく掃除です。少しでも部屋をスッキリ清潔に見せましょう。

不要なものを捨てる、レンタルスペースや貸し倉庫などを借りて、一時的にでも荷物を移動させる、とにかく、荷物が多いとせっかくの広い部屋も狭く見えてしまいます。

そして、玄関、キッチン、お風呂、トイレなどの水周り、ベランダ、クローゼットは徹底的に掃除しましょう。また、壁紙に汚れや破損があれば、修繕しておいてください。壁紙は目立つので販売価格に影響します。

特に、水周りや目立つ箇所の修繕は、プロの業者を一度入れるのがオススメです。

家の困ったことなら何でも対応イエコマ(PR)というサービスに相談して対策を施しましょう。

また、部屋のにおいにも気をつけましょう。芳香剤などは好みが分かれ逆効果になることがあります。内覧日にはしっかり換気をしておきましょう。

購入希望者に対する内覧は勿論ですが、不動産会社(仲介会社)が査定や撮影(部屋を撮影してネットや印刷物に掲載)の為に内覧する際も、部屋はキレイに片付けて掃除した状態で迎えてください。手入れの良い物件であれば俄然やる気が出て積極的な売却活動をしてくれます。

尚、内覧は、事前にお互いの都合を合わせ日程を決めますが、突発的に今日・明日レベルで依頼がくる事もあります。その場合は極力予定を合わせるようにしましょう。そういう人ほど買いたい欲求が強いので即決まる場合があります。予定が合わないと他の物件を購入してしまうかもしれません。

また、1度ではなく何度も内覧する人もいますが、都度丁寧に応対しましょう。2回目ならマンションの共有施設や近隣の案内もしてあげましょう。

そして、帰る際には、近隣の名店で買っておいた「お土産」を手渡すとこも忘れずに。良い印象で帰ってもらうことが大事です。

マンションを少しでも高く売却する方法:売買契約までに気をつけること

マンションを少しでも高く売却する方法:売買契約までに気をつけること

正式に売買契約を交わすまで、まだ油断なりません。

内覧などであなたのマンションが気に入った場合、買い手は不動産会社を通して「買付(購入申込書)」を提出します。

しかし、この購入申込書はあくまでも意思表示にすぎません。キャンセルされることも十分にあります。もし相手から質問や要望があった場合には素早く回答するようにしましょう。

もちろん、出来るだけ相手(買い手)の希望に添うような対応が望まれますが、あなた(売り手)にも都合がありますので、お互いに協議しながら慎重に進めてください。

特に、気をつけたいのが引き渡しのタイミングです。

通常の不動産取引ですと、家を売却した代金を受け取るのと同時に鍵を買主に渡し、家を引き渡す必要があります。しかし、新しい家が未完成で引っ越しできないケースもありますので買主に居住(転居)を待ってもらう必要があります。それを「引き渡し猶予」といいます。

売買契約時(または契約後)に引き渡し日を調整するのはトラブルの元です。ある程度の引き渡し猶予の余地はあるかと思いますが、それでも相手(買主)が了承しなければ、引っ越し先(移住先)の家に引っ越せるようになるまで、ホテルやマンスリーマンションなどを利用することになります。

売却中にマンションから引越しが終わっていることが理想です。また、引っ越し時期がある程度決まっていれば、事前に(売却中に)告知しておきましょう。それを了承した上で売買契約すれば問題ありません。


以降、売買契約は事務的に粛々と進めれば良いことです。法的な手続きなので手慣れた専門家=不動産会社(仲介会社)に従って手順どおり進めることになります。

なので、家主であり売主であるあなたが注力すべきこと(注力できること)は、物件を少しでも高く売るための努力です。

マンションは少しくらい値引きしても、それでも高額なので、つい安くして早く売ってしまいたくなるものです。不動産会社(仲介会社)も早く契約を進めたいので、値下げを勧めてくることでしょう。最終的な判断は売り主であるあなたですが、こんな高額商品を取引する機会は何度もありませんので、安易に値下げせず、取引を楽しんでみては如何でしょうか?

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